
格安SIMを比較していると、3GB、10GB、20GB、30GBなど、さまざまなデータ容量のプランが出てきます。
選択肢が多いのは便利ですが、初めて格安SIMを選ぶ人にとっては、
「結局、自分は何GBを選べばいいの?」
と迷いやすいポイントでもあります。
データ容量は、大きければ大きいほど安心ではありますが、そのぶん料金が高くなる可能性があります。
反対に、安さを優先して小さすぎる容量を選ぶと、月の途中でデータを使い切り、速度制限や追加購入に悩まされるかもしれません。
大切なのは、一番安い容量を選ぶことではなく、自分の使い方にちょうどいい容量を選ぶことです。
この章では、3GB、10GB、20GB、大容量プランがそれぞれどのような人に向いているのかを、具体的な利用シーンとあわせて解説していきます。
月3GB前後はWi-Fi中心の人に向いている
月3GB前後のプランは、スマートフォンのデータ通信をそれほど多く使わない人に向いています。
たとえば、
- 自宅ではWi-Fiを使う
- 職場にもWi-Fiがある
- 外出先ではLINEやメールが中心
- ネット検索をする程度
- 地図アプリをときどき使う
- 外では動画をほとんど見ない
という人です。
このような使い方であれば、3GB程度でも十分に収まる可能性があります。
特に、自宅にいる時間が長い人や、スマートフォンを連絡手段として使うことが多い人は、小容量プランと相性がよいでしょう。
一方で、SNSの動画を頻繁に見たり、通勤中に動画配信サービスを利用したりすると、3GBでは足りなくなることがあります。
3GBプランは「スマホをあまり使わない人向け」ではなく、「モバイル回線をあまり使わない人向け」と考えるとわかりやすいでしょう。
月10GB前後はほどほどに外でも使う人に向いている
3GBでは少し不安だけれど、大容量までは必要ない。
そのような人に使いやすいのが、10GB前後のプランです。
たとえば、
- 通勤中にSNSを見る
- 外出先で音楽を聴く
- 短い動画をときどき見る
- 地図アプリを頻繁に使う
- 外でもニュースやWebサイトを見る
といった使い方が中心なら、10GB前後がひとつの目安になります。
自宅ではWi-Fiを使うものの、外出する時間も長いという人にとっては、使いやすい容量です。
3GBでは毎月ぎりぎりになる人でも、10GB程度あれば余裕を持って使えることがあります。
ただし、毎日のように高画質の動画を長時間見る場合は、10GBでも足りなくなる可能性があります。
「外でもスマホは使うけれど、動画漬けではない」という人には、バランスのよい容量といえるでしょう。
月20GB前後は動画やSNSをよく使う人に向いている
月20GB前後になると、外出先でもある程度積極的にスマートフォンを使う人向けになってきます。
たとえば、
- 通勤や通学中に動画を見る
- SNSを長時間利用する
- 外出先で音楽をよく聴く
- ビデオ通話をすることがある
- テザリングをときどき利用する
といった人です。
20GB程度あれば、3GBや10GBよりもデータ残量を気にせず使いやすくなります。
特に、スマートフォンを娯楽にも仕事にも使う人にとっては、安心感のある容量です。
ただし、20GBあれば何をしても大丈夫というわけではありません。
高画質動画を毎日何時間も見たり、パソコンの通信を頻繁にテザリングでまかなったりすると、20GBを超えることもあります。
それでも、日常的なスマホ利用とある程度の動画視聴を両立したい人には、価格と使いやすさのバランスを取りやすい容量です。
30GBが月額2,068円!
BB.exciteモバイル/Flatプラン
大容量プランは自宅にWi-Fiがない人にも選択肢になる
30GB以上の大容量プランや、データを多く使えるプランが向いているのは、モバイル通信への依存度が高い人です。
たとえば、
- 自宅に固定回線がない
- 外出先で長時間動画を見る
- テザリングを頻繁に利用する
- 仕事で大容量のデータを扱う
- スマートフォンを主なインターネット回線として使う
といった人です。
このような使い方では、小容量プランを選んで何度もデータを追加するより、最初から大容量プランを選んだほうが便利な場合があります。
ただし、大容量プランを選ぶ前に一度確認してほしいことがあります。
それは、本当に毎月それだけのデータ容量を使っているのかということです。
「何となく安心だから」という理由だけで大容量プランにしてしまうと、使わない容量のために毎月高い料金を払うことになります。
毎月30GB契約しているのに、実際の使用量が8GB程度なら、見直す余地はかなり大きいでしょう。
平均使用量より少し余裕を持たせるのがコツ
最適な容量を選ぶときは、過去数か月の平均使用量を確認し、それより少し余裕のあるプランを選ぶのがおすすめです。
たとえば、過去3か月の使用量が、
- 6.2GB
- 7.5GB
- 6.8GB
だったとします。
この場合、5GB前後のプランでは毎月足りなくなる可能性があります。
一方で、20GBや30GBまで必要とは限りません。
10GB程度の選択肢があれば、余裕を持ちながら無駄を抑えられる可能性があります。
重要なのは、
「使える容量を最大化すること」ではなく、「不足しない範囲で料金を最小化すること」
です。
格安SIMの節約でありがちな失敗は、安さを追求しすぎて容量を削りすぎることです。
毎月データ残量を気にしながら生活するようになってしまえば、節約による満足感も薄れてしまいます。
少し余裕を残した容量を選ぶことで、無理なく節約を続けやすくなります。
データ追加料金まで含めて比較する
料金プランを比較するときは、基本料金だけを見るのではなく、データ容量を使い切ったあとの条件も確認しておきましょう。
容量を使い切った場合の対応は、サービスによって異なります。
主に、
- 一定の速度まで通信速度が制限される
- 追加データを購入できる
- 翌月まで低速のまま利用する
といったケースがあります。
たとえば、月額料金が数百円安いプランでも、毎月追加データを購入していたら、結果的に上位プランより高くなることがあります。
仮に月5GBのプランを契約していて、毎月2GBを追加購入しているのであれば、最初から10GB前後のプランを選んだほうが安くなる可能性があります。
プラン料金だけでなく、実際に1か月使った場合の総額を見ることが重要です。
節約の目的は、広告に書かれた最安料金を契約することではありません。
毎月の支払総額を減らすことです。
迷ったら最初は変更しやすいプランを選ぶ
どうしても自分に必要な容量がわからない場合は、契約後に容量変更しやすいサービスを選ぶ方法もあります。
たとえば最初は10GBで契約し、実際に使ってみて、毎月3GB程度しか使わないのであれば翌月以降に小容量へ変更します。
反対に、毎月9GB以上使っていてぎりぎりなら、もう少し大きな容量へ変更します。
このように、
最初から完璧なプランを当てようとしなくてもよい
と考えると、格安SIM選びはかなり気楽になります。
重要なのは、一度契約したプランを何年も放置しないことです。
生活スタイルが変われば、必要なデータ容量も変わります。
在宅勤務になってWi-Fi利用が増えれば、データ容量を減らせるかもしれません。
反対に、通勤時間が長くなり、外出先で動画を見るようになれば、容量を増やしたほうが快適になることもあります。
料金プランは、一生同じものを使い続ける契約ではなく、その時点の生活に合わせて調整するものと考えましょう。
まとめ
格安SIMのデータ容量を選ぶときは、数字の大きさだけで判断する必要はありません。
大まかな目安としては、
- 3GB前後:Wi-Fi中心で、外ではLINEや検索程度
- 10GB前後:外でもSNSや音楽、短い動画を楽しむ
- 20GB前後:外出先でも動画やSNSを積極的に使う
- 大容量:動画、テザリング、自宅回線代わりなどで大量通信をする
というイメージで考えることができます。
ただし、これはあくまで目安です。
本当に参考にすべきなのは、自分自身の過去数か月のデータ使用量です。
そして、平均使用量より少し余裕のある容量を選べば、使い勝手を大きく落とさずに通信費を抑えやすくなります。
大容量だからお得なのではありません。自分が使い切れる容量だからこそ、お得なのです。
毎月データが大量に余っているなら、その余りは料金を見直せるサインかもしれません。
反対に、毎月追加データを購入しているなら、容量を増やしたほうが結果的に安くなる場合があります。
自分に合ったデータ容量が見えてきたら、次に考えたいのがWi-Fiとの組み合わせです。
自宅にWi-Fiがある人は、その使い方を少し工夫するだけで、さらに小さなプランへ変更できる可能性があります。
<次章>
第9章 格安SIM:自宅にWi-Fiがある人ほど通信費を安くできる理由
30GBが月額2,068円!BB.exciteモバイル Flatがおすすめ
スマホ代をできるだけ抑えたい方に注目してほしいのが、BB.exciteモバイル Flatです。
Flatプランは、5GB・14GB・30GB・40GB・50GBから必要な容量を選べる定額制プラン。なかでも30GBの音声SIMが月額2,068円(税込)と、大容量をリーズナブルに利用したい方に魅力的な料金設定です。
さらに、1契約で最大5枚のSIMを利用でき、家族みんなでデータ容量をシェアすることも可能。スマホとタブレットなど、複数端末でギガを分け合いたい方にも便利です。
余ったデータ容量は翌月へ繰り越せるため、あまり使わなかった月のギガも無駄になりにくいのがうれしいポイント。音声SIMならeSIMにも対応しています。
「毎月のスマホ料金を見直したい」「30GBくらい使いたい」「家族の通信費をまとめて節約したい」という方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
第1章 なぜスマホ代は毎月こんなに高くなるのか
第2章 格安SIMに変えるだけで年間いくら節約できるのか
第3章 そもそも格安SIMとは?大手キャリアとの違いをわかりやすく解説
第4章 「安い=つながらない」は本当?格安SIMのメリットとデメリット
第5章 格安SIMに向いている人・向いていない人
第6章 格安SIMを選ぶときにまず確認したい「自分が毎月何GB使っているか」
第7章 通話時間を確認すれば格安SIMの最適な料金プランが見えてくる
第8章 格安SIM:月3GB・10GB・20GB・大容量、どのプランを選ぶべきか
第9章 格安SIM:自宅にWi-Fiがある人ほど通信費を安くできる理由
第10章 大手キャリアから格安SIMへ乗り換える前に確認しておくこと
第11章 格安SIM選びで失敗しないための5つのチェックポイント
第12章 格安SIMを月額料金だけで選ぶと損をする理由
第13章 格安SIMの通信速度はどれくらい重要?昼休みや通勤時間の注意点
第14章 格安SIM:電話をよく使う人が確認したい「かけ放題」の選び方
第15章 格安SIMでLINE通話や無料通話を活用して通話料を節約する方法
第16章 今のスマホをそのまま使って格安SIMに乗り換える方法
第17章 SIMロック・対応端末・周波数を簡単に確認する方法
第18章 格安SIMへ電話番号を変えずに乗り換えるMNPの基本
第19章 格安SIMはeSIMなら乗り換えがもっと簡単になる
第20章 格安SIMへの申し込みから開通までの具体的な流れ
第21章 格安SIM乗り換えで初心者がつまずきやすいAPN設定を解説
第22章 キャリアメールを使っている人が格安SIM乗り換え前にやるべきこと
第23章 家族全員で格安SIMに変えると年間いくら節約できるのか
第24章 子どものスマホ代を安くする格安SIM活用術
第25章 シニア世代が格安SIMを選ぶときの注意点
第26章 格安SIM:2台持ち・デュアルSIMで通信費をさらに下げる方法
第27章 格安SIMでデータ容量を使い切らないためのスマホ設定術
第28章 格安SIM:YouTube・SNS・動画視聴でギガを節約する方法
第29章 自宅Wi-Fiと格安SIMを組み合わせる最強の節約術
第30章 格安SIM:海外旅行・出張でも通信費を抑える方法
第31章 スマホ料金で「実質0円」「ポイント還元」に惑わされない料金比較
第32章 キャンペーンを上手に使って格安SIM乗り換え費用を抑える方法
第33章 安さだけでは危険?格安SIM選びでよくある失敗例
第34章 格安SIMに乗り換えたのに安くならない人の共通点
第35章 格安SIM乗り換え:毎月500円・1,000円の差が10年後に生む大きな違い
第36章 格安SIMで通信費を見直して浮いたお金を貯金・投資に回す考え方
第37章 年に1回スマホ料金を見直すだけで節約を続けられる
第38章 今日からできる「スマホ代見直しチェックリスト」
第39章 自分にぴったりの格安SIMを選ぶ最終判断の方法
第40章 格安SIMを使って通信費は一度見直せば毎月自動的に節約できる

