
格安SIMは、スマホ代を節約したい人にとって非常に魅力的な選択肢です。
しかし、すべての人が格安SIMへ乗り換えれば満足できるとは限りません。
スマートフォンの使い方や必要としているサポート、通話の頻度、データ通信量などによっては、大手キャリアを使い続けたほうが快適な場合もあります。
大切なのは、
「格安SIMは安いから、とにかく乗り換えればよい」
と考えないことです。
自分の使い方と相性がよいかを確認してから乗り換えれば、料金を下げながら、不便をほとんど感じずに利用できる可能性があります。
この章では、格安SIMに向いている人と、慎重に検討したほうがよい人の特徴を具体的に見ていきます。
スマホ代をできるだけ安くしたい人は向いている
格安SIMに向いている人の代表例は、やはり毎月のスマホ代を抑えたい人です。
現在の通信料金に対して、
「毎月こんなに払う必要があるのだろうか」
「スマホはそれほど使っていないのに料金が高い」
と感じているのであれば、格安SIMを検討する価値があります。
特に、毎月使っているデータ容量がそれほど多くない人は、料金を下げられる可能性があります。
たとえば、普段は自宅や職場のWi-Fiを使い、外出先ではLINEやWeb検索をする程度なら、大容量プランを必要としていないケースもあります。
それにもかかわらず大容量の料金プランを契約していれば、使わない通信容量のために毎月お金を払っていることになります。
格安SIMでは、小容量から選べる料金プランも多いため、自分が使う分だけ契約するという考え方がしやすくなります。
通信費は毎月発生する固定費です。
月に2,000円安くなるだけでも年間24,000円、月に4,000円なら年間48,000円です。
固定費を効率的に下げたい人にとって、格安SIMは検討しやすい節約方法といえるでしょう。
自宅や職場でWi-Fiを使う人は相性がよい
格安SIMとの相性が特によいのが、日常的にWi-Fiを利用できる人です。
スマートフォンのデータ容量が消費されるのは、基本的にWi-Fiを使わずモバイル回線で通信しているときです。
自宅にWi-Fiがあれば、動画を見たり、アプリを更新したり、SNSを長時間利用したりしても、スマホ回線のデータ容量をほとんど消費せずに済みます。
たとえば、平日は会社のWi-Fi、自宅では自宅のWi-Fiを利用している人なら、モバイル通信を使うのは通勤中や外出中だけかもしれません。
その場合、大容量のスマホプランを契約する必要性は低くなります。
「動画をたくさん見るから大容量プランが必要」
と思っていても、その動画のほとんどを自宅のWi-Fiで見ているのであれば、実際のモバイルデータ使用量は意外と少ないことがあります。
自宅や職場など、長時間滞在する場所でWi-Fiを使える人は、格安SIMの小容量プランを活用しやすいでしょう。
30GBが月額2,068円!
BB.exciteモバイル/Flatプラン
スマホの申し込みや設定を自分でできる人に向いている
格安SIMの中には、申し込みから契約変更、問い合わせまでオンライン中心で提供しているサービスがあります。
そのため、
- Webサイトから申し込みができる
- 説明を読んで簡単な初期設定ができる
- 困ったときに検索して解決方法を調べられる
- チャットや電話で問い合わせることに抵抗がない
という人は、格安SIMと相性がよい傾向があります。
とはいえ、スマートフォンにものすごく詳しい必要はありません。
最近は、申し込み画面や設定方法もわかりやすくなっています。
説明書を読みながら操作できる程度であれば、自分で手続きを進められることも多いでしょう。
また、eSIMに対応したサービスなら、SIMカードが届くのを待たず、オンラインで手続きを進められる場合もあります。
店舗で店員にすべて任せる必要がない人ほど、低料金サービスのメリットを受けやすいと考えるとわかりやすいでしょう。
通話が少ない人やLINE通話を使う人にも向いている
格安SIMは、電話をそれほど利用しない人とも相性があります。
現在は、家族や友人との連絡にLINEなどのアプリを使う人も増えています。
音声通話についても、インターネットを利用した無料通話機能で済ませることができれば、通常の電話料金を抑えやすくなります。
たとえば、
- 電話は月に数回程度
- 家族との連絡はLINEが中心
- 仕事の電話は会社のスマホを使う
- 長電話をほとんどしない
という人なら、高額なかけ放題オプションが必要ない可能性があります。
必要最低限の通信プランと通話サービスを組み合わせることで、料金をかなり抑えられることもあります。
ただし、仕事や家族との連絡で頻繁に通常の電話を利用する人は、通話料金にも注意が必要です。
月額料金が安くても、通話料が大量に発生すれば、結果として支払額が高くなることがあります。
格安SIMを選ぶときは、「何GB使うか」だけではなく「電話を何分くらいするか」も確認することが大切です。
店舗サポートを重視する人は慎重に選んだほうがよい
一方で、格安SIMへの乗り換えを慎重に考えたほうがよい人もいます。
代表的なのが、店舗での対面サポートを強く必要としている人です。
たとえば、
「スマホの設定はすべて店員にやってほしい」
「わからないことがあるたびに店舗へ相談したい」
「故障したときに対面ですぐ相談できないと不安」
という人です。
格安SIMの中には店舗を持たないサービスや、店舗数が少ないサービスがあります。
その場合、問い合わせは電話、メール、チャットなどが中心になります。
オンラインでの問い合わせに慣れていない人にとっては、料金の安さ以上に不便を感じる可能性があります。
ただし、格安SIMや低料金ブランドの中にも店頭サポートを利用できるものはあります。
そのため、「格安SIMは無理」と最初から諦める必要はありません。
料金とサポートの両方を比較し、自分が困ったときに相談できる方法が用意されているサービスを選べばよいのです。
外出先で大量のデータ通信をする人は料金と容量を要確認
外出先で動画を長時間見たり、テザリングを頻繁に使ったりする人は、格安SIMを選ぶ際にデータ容量をよく確認する必要があります。
たとえば、
- 電車の中で毎日動画を見る
- 外出先でオンラインゲームを長時間利用する
- スマホをパソコンにつないで頻繁にテザリングする
- 自宅にWi-Fiがなくスマホ回線だけで生活している
といった使い方では、大容量のデータ通信が必要になることがあります。
小容量の格安プランを選んでも、毎月何度もデータ容量を追加購入していると、思ったほど安くならない可能性があります。
また、通信速度を非常に重視する人も慎重に比較したほうがよいでしょう。
たとえば仕事で大容量ファイルを頻繁にやり取りする場合や、外出先で安定した高速通信を必要とする場合には、料金だけで選ぶと不満が出ることがあります。
安さより通信量や安定性を重視したほうがよい人もいるということです。
自分の使い方によっては、大容量プランや大手通信会社の低料金ブランドなども含めて比較したほうがよいでしょう。
自分が向いているかは3つの質問で判断できる
格安SIMに向いているかどうか判断できない場合は、次の3つを自分に質問してみてください。
1つ目は、「毎月何GB使っているか」です。
データ使用量が少ないなら、小容量プランへ変更することで節約できる可能性があります。
2つ目は、「店舗サポートがどれくらい必要か」です。
申し込みや設定を自分でできるなら、オンライン中心のサービスでも利用しやすいでしょう。
3つ目は、「電話をどれくらい使っているか」です。
通話が少なければ、シンプルな料金プランで十分な可能性があります。
この3つを確認するだけでも、自分と格安SIMとの相性はかなり見えてきます。
逆に、この3項目を確認しないまま、
「月額料金が一番安かったから」
という理由だけで契約してしまうと、乗り換え後に後悔する可能性があります。
通信費の節約では、最安値を探すこと以上に、自分にちょうどいい契約を探すことが重要なのです。
まとめ
格安SIMは、スマホ代を安くしたい人にとって便利な選択肢ですが、向き不向きがあります。
特に、
- 毎月のスマホ代を下げたい
- 自宅や職場でWi-Fiを利用できる
- データ使用量がそれほど多くない
- 申し込みや簡単な設定を自分でできる
- 通常の電話をあまり利用しない
という人は、格安SIMのメリットを受けやすいでしょう。
反対に、店舗での手厚いサポートが欠かせない人や、外出先で大量のデータ通信を必要とする人は、料金だけではなくサービス内容を慎重に比較する必要があります。
格安SIM選びで重要なのは、一番安いサービスを探すことではありません。
自分のスマートフォンの使い方に対して、必要なものだけを適正な料金で契約することです。
毎月20GB使う人に1GBのプランは向いていませんし、毎月2GBしか使わない人が大容量プランを契約し続ける必要もありません。
自分の使い方がわかれば、格安SIM選びは一気に簡単になります。
そこで次に確認したいのが、「自分は毎月どれくらいのデータ容量を使っているのか」です。
この数字を把握することが、自分に合った料金プランを見つけるための重要な判断材料になります。
<次章>
第6章 格安SIMを選ぶときにまず確認したい「自分が毎月何GB使っているか」
30GBが月額2,068円!BB.exciteモバイル Flatがおすすめ
スマホ代をできるだけ抑えたい方に注目してほしいのが、BB.exciteモバイル Flatです。
Flatプランは、5GB・14GB・30GB・40GB・50GBから必要な容量を選べる定額制プラン。なかでも30GBの音声SIMが月額2,068円(税込)と、大容量をリーズナブルに利用したい方に魅力的な料金設定です。
さらに、1契約で最大5枚のSIMを利用でき、家族みんなでデータ容量をシェアすることも可能。スマホとタブレットなど、複数端末でギガを分け合いたい方にも便利です。
余ったデータ容量は翌月へ繰り越せるため、あまり使わなかった月のギガも無駄になりにくいのがうれしいポイント。音声SIMならeSIMにも対応しています。
「毎月のスマホ料金を見直したい」「30GBくらい使いたい」「家族の通信費をまとめて節約したい」という方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
第1章 なぜスマホ代は毎月こんなに高くなるのか
第2章 格安SIMに変えるだけで年間いくら節約できるのか
第3章 そもそも格安SIMとは?大手キャリアとの違いをわかりやすく解説
第4章 「安い=つながらない」は本当?格安SIMのメリットとデメリット
第5章 格安SIMに向いている人・向いていない人
第6章 格安SIMを選ぶときにまず確認したい「自分が毎月何GB使っているか」
第7章 通話時間を確認すれば格安SIMの最適な料金プランが見えてくる
第8章 格安SIM:月3GB・10GB・20GB・大容量、どのプランを選ぶべきか
第9章 格安SIM:自宅にWi-Fiがある人ほど通信費を安くできる理由
第10章 大手キャリアから格安SIMへ乗り換える前に確認しておくこと
第11章 格安SIM選びで失敗しないための5つのチェックポイント
第12章 格安SIMを月額料金だけで選ぶと損をする理由
第13章 格安SIMの通信速度はどれくらい重要?昼休みや通勤時間の注意点
第14章 格安SIM:電話をよく使う人が確認したい「かけ放題」の選び方
第15章 格安SIMでLINE通話や無料通話を活用して通話料を節約する方法
第16章 今のスマホをそのまま使って格安SIMに乗り換える方法
第17章 SIMロック・対応端末・周波数を簡単に確認する方法
第18章 格安SIMへ電話番号を変えずに乗り換えるMNPの基本
第19章 格安SIMはeSIMなら乗り換えがもっと簡単になる
第20章 格安SIMへの申し込みから開通までの具体的な流れ
第21章 格安SIM乗り換えで初心者がつまずきやすいAPN設定を解説
第22章 キャリアメールを使っている人が格安SIM乗り換え前にやるべきこと
第23章 家族全員で格安SIMに変えると年間いくら節約できるのか
第24章 子どものスマホ代を安くする格安SIM活用術
第25章 シニア世代が格安SIMを選ぶときの注意点
第26章 格安SIM:2台持ち・デュアルSIMで通信費をさらに下げる方法
第27章 格安SIMでデータ容量を使い切らないためのスマホ設定術
第28章 格安SIM:YouTube・SNS・動画視聴でギガを節約する方法
第29章 自宅Wi-Fiと格安SIMを組み合わせる最強の節約術
第30章 格安SIM:海外旅行・出張でも通信費を抑える方法
第31章 スマホ料金で「実質0円」「ポイント還元」に惑わされない料金比較
第32章 キャンペーンを上手に使って格安SIM乗り換え費用を抑える方法
第33章 安さだけでは危険?格安SIM選びでよくある失敗例
第34章 格安SIMに乗り換えたのに安くならない人の共通点
第35章 格安SIM乗り換え:毎月500円・1,000円の差が10年後に生む大きな違い
第36章 格安SIMで通信費を見直して浮いたお金を貯金・投資に回す考え方
第37章 年に1回スマホ料金を見直すだけで節約を続けられる
第38章 今日からできる「スマホ代見直しチェックリスト」
第39章 自分にぴったりの格安SIMを選ぶ最終判断の方法
第40章 格安SIMを使って通信費は一度見直せば毎月自動的に節約できる

